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建築士詳細


井戸健治建築研究所

建築士

井戸 健治

有資格

一級建築士 大臣 第291827号
一級建築士事務所 和歌山県知事登録 (リ)第134号

事務所情報

略歴

1972年 和歌山県生まれ
1995年 神戸大学工学部環境計画学科卒業
1997年 神戸大学大学院修士課程修了
2003年 井戸健治建築研究所(一級建築士事務所)設立
2014年 摂南大学理工学部建築学科非常勤講師

受賞歴
2013年 LEAF(ヨーロッパ主要建築家フォーラム)主催 エミレーツガラス・リーフ賞 2013(イギリス)個人住宅部門 Shortlist 受賞 玉津の住宅
2013年 ドイツデザイン協議会主催 アイコニック賞 2013(ドイツ)個人住宅部門 受賞 玉津の住宅
2013年 LEAF(ヨーロッパ主要建築家フォーラム)主催 リーフ・インテリア・デザイン賞2013(ドイツ)個人住宅部門 最優秀賞受賞 玉津の住宅
2013年 ロンドン国際クリエイティブ・コンペティション 2013(イギリス) Honorable Mention 受賞 House F
2013年 ロンドン国際クリエイティブ・コンペティション 2013(イギリス) Shortlist 受賞 玉津の住宅
2013年 スパーク賞2013(アメリカ) 空間部門 金賞受賞 玉津の住宅
2013年 UIA(国際建築家連合)公認 第1回バク国際建築コンペティション(アゼルバイジャン)カテゴリーB(完成した住宅建築部門) 2等賞受賞 玉津の住宅
2013年 第3回It’s LIQUID国際コンテスト(イタリア) 受賞 玉津の住宅 House F
2014年 香港デザイナー協会主催 HKDAグローバル・デザイン賞(香港) 住宅部門 銀賞受賞 玉津の住宅
2014年 A’ Design Award and Competition(イタリア) A’ 建築・建物・構造デザイン賞2013 – 2014期 銀賞受賞 玉津の住宅
2014年 ARCASIA(アジア建築家評議会)主催 アジア建築賞(新人部門)(マレーシア) Finalist 受賞 House F
2014年 ARCASIA(アジア建築家評議会)主催 アジア建築賞(新人部門)(マレーシア) Finalist 受賞 玉津の住宅
2014年 第3回ネクスト・ランドマーク国際コンテスト(イタリア) Finalist 受賞 House F
2014年 第3回ネクスト・ランドマーク国際コンテスト(イタリア) Finalist 受賞 玉津の住宅
2014年 iDA国際デザイン賞 2013(アメリカ) 建築 新築 住宅部門 2等賞受賞 Honorable Mention 受賞 玉津の住宅
2014年 シカゴ・アテネウム=シカゴ・建築デザインミュージアム ヨーロッパ建築アートデザインセンター 共同主催 国際建築賞2014(アメリカ、アイルランド) 受賞 玉津の住宅
2014年 香港デザインセンター主催 アジアデザイン賞(香港) 銅賞受賞 玉津の住宅
2015年 World Architecture Community主催 20+10+X World Architecture Community Awards 18th Cycle (アメリカ)受賞 House F

審査員
2015年 K-Design Award ’15 International(韓国)

キュレーション
2013年 archello.com(オランダ) 日本の建築のコレクション「Shapes Shifting Japanese Architecture」

得意分野

シンプルな空間、ミニマルな空間、自然の光を取り入れた空間。

作品

玉津の住宅

施工会社:中西建築

イメージ画像

この住宅は、夫婦と2人の子供の為に設計されました。
敷地は大阪市の市街地で、面積わずか43.21㎡(13坪)の狭小地です。
敷地周辺は、小住宅や、町工場や、小さな事務所ビルが調和なく共存している地域です。
この敷地に建っていた建主の以前の住宅は木造2階建てで、近隣も密集しており、
住宅の中に光が入らない状況でした。
建主は、柱や耐力壁のない、できるだけ広いリビング・ダイニング・キッチンを要望し、
住宅の中に、とくにリビング・ダイニング・キッチンに自然光が入ることを望みました。
まず、敷地面積が狭いことから、建物のヴォリュームは可能な限り敷地いっぱいとりました。
建主の生活スタイルから1階には夫婦の寝室・水周りを、2階にはリビング・ダイニング・キッチンを、3階には子供達の部屋を、そして屋上にはルーフテラスを配しました。
構造上2階の道路側には大きな窓は開けられませんでした。そこで、3階のヴォリュームを建物の軸に対して14°振り、建物の外壁との間にできる隙間を吹抜けとしました。その吹抜けの上部にはトップライトを設け、2階のリビング・ダイニング・キッチンに自然光を落とすことにしました。
また3階の平面上14°振った2つの壁の内一方は、垂直に対しても傾かせ、階段と重なる部分は折り返され、折り紙やファセット(彫面)の様になっています。この傾いた壁は、当たり前さからの逸脱により人の感覚を自由にし、と同時に、その傾きの触覚や反射する光は新しい身体の感覚を誘発します。
建物は近隣の建物とは完全に異なった白い箱です。その建物に14°振った3階の筒状のヴォリュームが貫通したような外観になっています。
吹抜けには片持ちの箱形階段が浮かんでいます。

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物件データ

敷地面積 43.21㎡
延床面積 94.46㎡
用途 一戸建ての住宅
構造 木造
家族構成 夫婦+子供2人
所在地 大阪府大阪市東成区
その他
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