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建築士詳細


atelier thu

建築士

坪井 飛鳥+細貝 貴宏 +上田 哲史

事務所情報

略歴

坪井飛鳥
1987  兵庫県生まれ
2010  大阪工業大学工学部空間デザイン学科 卒業
2010  マニエラ建築設計事務所
2016  株式会社笹原建設
2019  atelierthu 共同設立

細貝貴宏
1987  広島県生まれ
2010  大阪工業大学工学部空間デザイン学科 卒業
2010  knack design production
2012  堀部直子建築設計事務所
2015  rivet design office
2019  atelier thu 共同設立

上田哲史
1987  大阪府生まれ
2010  大阪工業大学工学部空間デザイン学科 卒業
2010  國吉設計事務所
2019  atelier thu 共同設立

作品

Zekka

施工会社:林田工務店

イメージ画像

敷地は宝塚市街地から西、六甲山系の東端の山麓部にあたる高台に位置する場所である。西側には六甲山、東側には大阪平野、奈良の生駒山地までもが一望できる。 敷地地盤は前面道路から1.2m程上がっており、そのレベル差を生かしたプランと、眺望をどのように室内に取り入れるかということが求められた。 近隣の街並みから大阪南部まで地続きに広がっていく街の風景をより身近に感じ取れる様に道路側へLDKを配置することを考えた。テラスの手摺壁は道行く人と視線が合わない高さまで低く抑えることで、LDKからパノラマで見える風景を遮らないようにしている。ソファに腰掛けると右手に六甲山、左手に大阪平野へと両方の風景を望める場所となった。 この家は敷地内の高低差を利用し、階段を境に2つのボリュームをスキップさせた1階・1.5階・2階・2.5階の4層から成る。LDKに面した2.5階の寝室、和室からも屋内窓を介して東の風景を望むことができる。各部屋は壁で区切られているものの、スキップフロアとすることで、上下階の距離感が近く感じられ、まるで平屋のような家のどこにいても家族の気配が感じ取れる空間となっている。 敷地の間口いっぱいに建つ家だが、水平ラインを生む深い軒と跳ね出したテラスの壁により外観に陰影が生まれ、周囲の建物より高さを抑えることで圧迫感のない落ち着いた佇まいとなった。

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物件データ

敷地面積 309.52
延床面積 209.61
用途 専用住宅
構造 木造
家族構成 夫婦
所在地 兵庫県宝塚市
その他
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