土地の取得も住宅ローンに含めたい場合、設計の契約よりも先に土地の契約をする必要がある
家づくりの順番で言うと、「設計」→「施工」というのは、正しい順番です。
正当な順序での家づくりの順番のはずなのに、
ここにも立ちはだかる壁があります!
ここで、もう一度、住宅ローンを貸す金融機関からの目線で見てみます。
お金を貸す側の金融機関は、
出来上がったもの、出来上がるだろうカタチが明らかなもの、
つまり「図面がある=計画がしっかりしている」ものには貸しやすいのですが、
これから設計をする、
「影もカタチもない=計画がハッキリしていない」ものには
お金を貸しにくいという実情があります。
ズバリ言うと、計画がいい加減な人には貸せない!とうことです。
ところが、建築家に依頼する場合、
住宅ローンで先に土地を買う必要があると、
その審査のタイミングは、
図面がないタイミングになってしまうという事で、
つまり、金融機関としては、計画がハッキリしない、
一番お金を貸しにくいタイミングなのです。
ここが、つまずいてしまう大きな原因の2つ目の壁となります。