月別アーカイブ: 2020年2月

③建築家と依頼主のあるある【土地】

土地探しもしてくれると思っている

  土地を持っている人や、建替えの場合は良いのですが、

ない場合は、 そうです、土地は探さないといけません。  

 

土地がない状態でも、

契約している依頼主から、 「土地を探して欲しい」と言われたら、

設計事務所も不動産業者などに依頼して探すケースもあるかもしれませんが、

普通は何もない状態で契約にはならないでしょう。  

 

そして、契約がない依頼主に対して

土地さがしする事はないと思います。  

 

依頼主にしても、土地探しもしてくれるのかも。。。。

と思って訪問したけれど、そこまではしてくれないと知るわけです。

そうか、土地は自分で探して 土地がないとプランも書いてもらえないんだ。。。。  

 

基本的には、

土地はお客様が用意するものですし、 建築家もそう思っています。

土地がないとプランが書けない

プランがないと設計事務所に依頼するか決められない  

それに、個人が土地探しをする事の難しさを

設計事務所の建築家はあまり知らないと思います。

 

土地がある人や、

土地を用意して依頼する人しか 依頼主にならないからです。  

 

本当は設計事務所に依頼したいと思ってるお客様はたくさんいます。

でも、自分たちで土地を探す事の

ハードルが高くて 結局戻ってこれません。  

 

これはとても大きなハードルで、

この問題を解決できないことが、

「建築家との家づくり」が一般的に進まない大きな原因です。

 

  次回は、住宅ローンの事です。

これもよくある勘違いです。

つなぎ融資と土地先行融資⁉

注文住宅の場合、土地の購入費、注文住宅の着工金、中間金、引き渡し金と、支払いが発生するタイミングで資金が必要になります。

そんな時は…銀行において、その都度つなぎ融資というものが必要になります。

つなぎ融資は、住宅ローンと同時に申し込み、審査を受けることになります。

つなぎ融資を受ける際は、金利(住宅ローンの金利よりはやや高め)や手数料がかかるため注意が必要です。

また、土地先行融資、留保金制度といった分割融資を受けることができる金融機関もあるので、注文建築の場合は検討されてみてはいかがでしょうか?

 

 

家づくりに対する情熱

先日、家づくりのお客様と設計を担当してもらう建築家探しの為に建築家の事務所を訪れてきました。
どんな建物を造ってきたか?
どんな人柄なのか?
話しやすいのか?
設計の時どんなことを考えているのか?
いろいろなことを沢山聞け、充実した時間となりました。
建築家にはそれぞれ個性があり、どの建築家と家づくりをスタートするかは少し考えてもらう事となりましたが、建築家に会いに行く前にはあまり気にしなかった事が凄く印象的だったそうです。
それは、建築に対する「情熱」だったそうです。
自分たちのマイホームの計画を依頼するなら建築に対して「情熱」を持った人に依頼してみたいという気持ちが大きくなりましたをお話ししていただきました。
機能、性能、価格など数値化する事が今のマイホームの基本になっています。
しかし、実際に家づくりを進めていくと、建築家と一緒に創りあげていく魅力の裏付けには「情熱」があるのかなと思います。
株式会社ハウスインフォ
福永義正

②建築家と依頼主のあるある【予算】

予算に対しては2つの建築家とお客様のお互いの思い違い

ひとつは、最初の段階でお客様は、

明確な予算がわかっていない

という事です。

それはそうですよね、ローンが通るか?もわかりませんし、支払い計画もない状態ですから当たり前です。でも、多めには言えないので少なめに伝える事になります。

建築家は「支払いは大丈夫ですか?」とは聞けないですし、本来の予算がわからないまま話しをします。予算によって面積や仕様も変わりますのでハッキリしたことは言えません。

 

もうひとつは、

要望によって変わる

ということです。

依頼主であるお客様側は、「建築家に依頼すると高い」と思っているので、自分の予算で建築家と家づくりができるかどうか?とても心配なまま設計事務所を訪問します。

 

そこで、「建物の費用は、どのくらいかかりますか?」と聞きます。

当たり前です。でも、建築家は困ります。

建物の金額は、依頼主の要望によって変わるからです。

 

どんな工法でも選択できて、どんな材料も使えると言いましたが、家の工法、使う材料、選ぶ設備によって金額も大きく変わります。

 

 

鉄骨造で、耐震を考えた作りで、外壁をタイルにして、設備も最新の物を選んだ家と、木造構造、外壁はサイディング、設備は一般的な物を選んだ家では、材料費それぞれの単価が違うので、総額が大きく変わります。

だから、最初に、「いくらかかりますか?」と言われても建築家は明確に答えられません。

 

建築家はそれは当然だと思っているので、「選ぶ材料やプランによって変わります」と答えるでしょう。そうすると、聞いた依頼主側は、「明確に答えないって事は、やっぱり高いんだ・・・」と思ってしまいます。

 

依頼主は建築の事を知らないわけですから、わからないと言われたら依頼しにくいですよね。でも本当は、「予算の中で必要と思う所に予算を使って、自由な家づくりができますよ。」という事なんです。

 

建築家という職業の方々は、言葉で説明する事が苦手な方が多いように感じますし、誤解を招くところだと思います。

 

次回は、土地と住宅ローンの事です。

これもよくある勘違いです。

住宅ローンのあれこれ⁉

一生のうちで、一番高い買い物…

そうそれは、『家』です。

現金が手元にあれば、住宅ローンを組むこともありませんが、ほとんどの方が民間もしくは、公的な住宅ローンを組むことになると思います。

さて?…どこの銀行で、どの住宅ローンを組めばいいのか?不安になりますよね?

まず、住宅ローンを組む際、一番大切なことは「幾ら借り入れができるのか?」ということではなく、「いくらなら自身が最後まで無理なく返済できるのか?」が借入金額の重要な点だということを考えましょう!

例えば、マンション購入であれば、毎月の住宅ローン返済とは別に管理費や修繕積立金がかかります。注文建築の場合、つなぎ融資が必要です。つなぎ融資を取り扱う銀行となると限られていますので注意が必要です‼

ライフスタイルに合った住宅ローン選びは、とても重要ということです。

支払いが家計を圧迫することのないよう、どのような住宅ローン商品や金利タイプがあるのかをよく知ったうえで無理のない計画を立てるようにしましょう!
 
 
有限会社ビームスコンストラクション
菅原よしみ
 
http://www.cmr.co.jp/

 

 

住宅ローンテック導入

建築家との家づくりを考える場合、基本的に住宅ローンはクライアントがすべて対応する事になります。

実は住宅ローンが大きな障壁となって建築家との家づくりを妨げています。

住宅ローン比較検討 → 事前審査 → 事前承認 → 正式申込 → 正式承認 → つなぎ融資申込 → つなぎ融資実行 → 登記手続き → 完成 → 融資実行 → 引き渡し

簡単にまとめてもこのぐらいの手続きが必要です。

この手続きに必要書類がそれぞれあり、金融機関に足を運ぶタイミングの調整など意外と手間取るのが住宅ローンの手続きです。

その上、金融機関によって内容が少しづつ違い、このやり方でやれば完璧という手順がないのもクセモノです。

建築家ネットワーク・ナビでは建築家との家づくりをスムーズに行うために、各スタッフがそれぞれ住宅ローンの対応を行ってきましたが、この度、さらにスムーズに住宅ローンの手続きを行えるように住宅ローンテックを導入することになりました。

このサービスによって登録建築家と家づくりをお考えの場合、よりスムーズな住宅ローン手続きが行えるようになります。

建築家との家づくりには是非このサービスをご利用ください。

サービスの詳細につきましては下記のリンクをご覧ください。
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住宅ローンテック-いえーるダンドリ

①建築家と依頼主のあるある【訪問】

日経のアンケート調査から、

一般の方々が、建築家に依頼しない理由を聞いたものがありました。

1番にあげられている「設計料が高そう」という事が、大きな誤解です。

前章に「設計を別にする事で余分にかかるわけではない」と書きましたが、建築家に「設計料」、工務店に「施工料」と、それぞれに分けて払うだけで、「設計料」がプラスしてかかるわけではありません。そして、関わる期間や内容を知れば、決して高くない事もわかります。

その他、お客様側、設計事務所側、両方からのよくある誤解や勘違いをまとめましたので、ご覧ください。 お客様の立場 > 設計事務所の立場 として、よくあるケースを説明します。

  • 訪問

建築家と家づくりしたい!と思って設計事務所を訪ねる人の多くは、

「何から始めたらよいかわからないけど、設計事務所に行けば何とかなる。」と思っています。「建築の専門家なんだから、土地やローンの事も知ってるだろう」とも思います。

でも、土地や住宅ローンは建築家の仕事ではありません。

特に、設計依頼を受けた施主に対してであれば、不動産会社に依頼して土地探しのお手伝いをする設計事務所もあるかもしれませんが、相談に来たお客様に対して自身の設計事務所に依頼されるかどうかわからないお客様に、そこまでの対応はできないでしょう。

相談に来た人もそうです。

訪ねた設計事務所に依頼するかわからない状態で契約はできませんし、何をどうしたらよいかもわかっていないので、対応してもらえないと困ります。

そうです。

好みの建築家を探して設計事務所を訪ねても建築家との家づくりは進みません。

 

建築家と依頼主をの行き違いはまだあります。次回は『予算』の話をしましょう。

 

家づくりの気になるあれこれ⁉

土地は、表示額では買えない⁉

土地探しから、家づくりを考えられる方はとても多いと思います。

まず、不動産屋さんで自分の気に入った土地を探します⇒土地が見つかればハウスメーカーや工務店に行って「こんな土地を購入したので家を建てたいのですが?」実は…この順番には、大きな落とし穴があるのです。

家づくりには、必ず予算というものがあります。予算の中にはもちろん土地と家が含まれます。

例えば、Aさんの予算が4,000万円だったとします。土地を2,000万円で購入した場合、建築費、その他諸費用の予算は2,000万円ということになります。購入した土地の用途地域や土地の形状、もちろん古家付きの土地の場合解体費用も必要になってきます。土地代金以外に数百万円かかるケースもあります。

家づくりを考えたとき、まずはハウスメーカーや工務店探しをお勧めします。

土地探しも一緒にしてもらえるのでご自身の予算、理想に合った家づくりができると思いますよ!

有限会社ビームスコンストラクション 

菅原よしみ

http://www.cmr.co.jp/

変形地にするか否か??

自己所有の変形地に建築すべきかというご相談をいただきました。
基本的には変形地でも問題はないのですが、ポイントはその土地に対する思い入れですよとお話ししました。
 
多分、建築家に相談するとオモシロい建物が計画できそうで、設計者はワクワクするかもしれません。
しかし、クライアントはそれから数十年そこで暮らすわけです。
 
将来の相続やその時の資産状況などを考えると、わざわざその変形地に建てる必要性もない事もお話しし、
その上で、その土地に対する想い。
例えば、その土地で永らく育ってきたであるとか、
先祖代々その土地を受け継いできて自分たちも守っていきたいなど、
土地に対する思い入れがあるのであれば計画してみてもいいのではないですかとお話しさせてもらいました。
 
土地を新たに購入するのか、手持ちの変形地に建てるのか判断に迷っておられた様子でしたが、
考え方が整理できたような気がしますと話されていました。
 
変形地に建てられますか?
という質問は良くいただきます。
ただ単に建てられますか?問われると
答えはイエスです。
 
しかし、本当の答えは建築的な技術論ではなく、
家族形態、資産状況、タイムスパンなど様々なお話しを整理したうえでクライアント自身しか出せないのではないかなと考えています。
 
株式会社ハウスインフォ
福永義正