コロナショックの影響は拡大を続けており、グローバル経済へのダメージは計り知れないものとなっています。
この事態に対応するため、各国は前例のない金融緩和や景気対策によって、経済がデフレスパイラルへ陥るのを避けようとするため、結果として住宅ローン金利は長期的には低利で推移すると考えられます。
ただ、コロナショックが実体経済に壊滅的な影響を及ぼし始めた場合、住宅ローン利用者が減給や失業などにより住宅ローンの返済を滞るような事態が生じてくると、金融機関がそのリスクに対応するため、住宅ローンの審査基準の厳格化や金利を引き上げることにつながる恐れがあります。
「新規借り入れ」の場合
現在、住宅購入者にとって魅力的な金利水準でローンが利用できる状態となっている。固定特約型や全期間固定型のローン金利は一時的に上昇するものの、長期的には低下してくると考えられます。
一方、前述のように、今後コロナショックが経済全体に実質的な影響を与え、住宅ローンのデフォルト率が上昇するような事態になると、金融機関が貸し出しに慎重になる可能性もあります。結果として、住宅ローンの金利が上がる可能性もあり、住宅購入を考えている人は早めにローンを確保しておいた方がいいのではないでしょうか?
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