光台の家 anet_admin

光台の家
コンセプト
敷地は幹線道路から道を曲がり、15年程前に宅地開発された雛壇状の住宅街の一画にある。周囲の家はそれぞれが思い思いの植栽で溢れ、落ち着いた静かな雰囲気が形成されていた。

建主の要望は、限られた予算ではあるが、夫婦と子供の3人家族にとって、自然や風景を感じることのできる開放感と、外部からの視線が気にならず、プライバシーの保たれた箱のような家が欲しいというものだった。

基本設計当初より、ローコストを意識し、敷地形状である法面をなるべく残すこと、構造は木造、かたちは箱型、単一素材(外部:ガルバリウム鋼板、内部:ラワン合板)とすることに決め、気持ちの良いミニマルな空間となるよう計画した。

1階はアプローチからの続きで廊下を墨モルタル仕上げの土間空間とし、光庭とし、光庭を中心に個室、サニタリースペースを配置。土間と部屋とを段差により切り替えている。2階は、北側に外部からの視線を遮るよう外壁 を設けたルーフテラス、南側には隣地いっぱいまで跳ね出したデッキテラスがあり、そこから隣家の南庭の植栽、裏山の雑木林を借景として取り込んでいる。それら南北の外部空間にはさまれたワンルームのLDKは天井高が最大3,350mmあり、伸びやかで解放的な空間となっている。

ミニマルな空間ながらも、幼い子供が自然の変化を感じながらのびのびと成長し、また家族が気持ちよく暮らせる住まいになることを願う。
敷地面積
221.00㎡
延床面積
109.49㎡
用途
専用住宅
構造
木造2階建
家族構成
夫婦+子供2人
1階、墨モルタルの土間でつながる。
和室。
2階。ダイニングからリビング方向を見る。(仕上げはラワン合板)
2階。リビングからダイニング・キッチン方向を見る。