key-02 波々伯部 みさ子+ 波々伯部 人士

key-02
コンセプト
外壁は、ダークグレーの左官仕上にベージュのスクラッチレンガタイルを合わせる。全体のボリュームは、仕上げの選定などの要素の結果、現れた建物の顔は、「和」と「モダン」な雰囲気を合わせ持つ表情となった。
敷地面積
389.20 ㎡
延床面積
141.00 ㎡
用途
二世帯住宅
構造
木造
所在地
大阪府堺市
その他
庭・平屋建て・縁側・ワードローブ
玄関は、くの字に折れ曲がった角部がゆるやかに曲線を描き、玄関から縁側へと家族や訪れるお客様を導き入れるように計画している。クルミ練付合板貼の下足箱とワードローブも動線に合わせて造り付ける。又、下足箱の天板は飾り棚としても利用できる。
敷地南側に面した庭を生かすように縁側を設ける。幅を広くとった空間は、各部屋を繋ぐ緩衝帯として機能するだけでなく。家族が各々に利用する多目的な空間となる。心地の良い光の差し込む空間でお気に入りの椅子を置いて日向ぼっこをするのは、日常の中のちょっとした贅沢となる。
床の間の壁は、外壁のスクラッチレンガタイルが連続して回り込む。トコ板はスプーンカットの無垢材を用い付書院から入り込む光が陰影を付ける。縁側の格子戸から一条の光が差し込みドラマティックに空間を演出する。
床は、ダークグレーに塗装された無垢のフローリング。天井は、黒く塗装された杉板貼り。壁は、珪藻土で粗めの左官仕上げとし、こげ茶色の格子戸を合わせている。建具の高さを低めにし、重心を座の空間に調整している。アンティークガラスの照明から明りが洩れるとこれらの仕上げに幻想的な陰影を与える。