神戸の改修-制作と生活が並列する家- 谷口 弘和

神戸の改修-制作と生活が並列する家-
コンセプト
天井・壁の面材や、鴨居・長押の部材を「剥がす」ようにして、改修することを考えた。具体的には、天井や壁の面材は、室要求に合わせて剥がすことで、空間を繋いだり、CHに抑揚を与え、かっちりとした空間を抜けのある柔軟な空間にする。また、鴨居・長押の部材を剥がし、空間の境目をより曖昧にしつつ、柱を独立させることで、空間を広く見せる。さらに剥がすことで、天井裏に隠れていた梁や間仕切り壁が付いていた柱の面、部材が接合されていたほぞ穴等、既存の仕上げと新規の仕上げとも違う表情が顕になる。つまり剥がすことで空間を調整しつつ、新旧仕上げの緩衝材となる第三の仕上を生み出すことを狙った。
敷地面積
135.73m2
延床面積
121.41m2
用途
住宅
構造
木造
家族構成
夫婦+子供1人
所在地
兵庫県神戸市
スタジオ:天井を解体し、隠れていた梁を空間の主役にする
録音室:梁や欄間を見せることで、住宅らしさを感じさせる
DK:壁を剥がすことで柱を際立たせる
LDK:部材を剥がし、ほぞ穴を見せる