芦屋川の家 anet_admin

施工会社:笠谷工務店

芦屋川の家
コンセプト
本計画地はフランク・ロイド・ライト設計の旧山邑邸を望むことのできる閑静な住宅街である。敷地は三方を住宅に囲まれているためお互いのプライバシーを尊重し、リビングのある1階は極力目線の高さの窓は避け、地窓やトップライトを採用することで外部とのつながりを持たせる計画とした。
敷地いっぱいに建物を計画したため植栽は建物沿いにわずかに残されたスペースで手狭に思われるが、隣地との間に建てた窓を覆う塀が植栽のキャンバスとなり、奥行がないながらもユニークな樹形を間近で味わうことのできる庭となった。
玄関に入るとポーチから続いてきた砂利敷きが奥まで延びており、地窓を介した外部にも同じ砂利敷きとすることで内外の境界を曖昧にし広がりを感じられるようにした。
ダイニングは土間や和室よりも床を15cm下げることで大空間の中でもコーナーとして成立させ、落ち着き感を持たせている。
リビングとして利用される和室は建物の一番奥にあたり、この住宅の空間のダイナミックさをゆったりと眺めることのできる場所である。障子を閉めると独立した室として利用でき、雪見障子越しに和庭を眺めることが出来る。
玄関からダイニング奥まで細長く縦断する土間・階段・地窓・天井の羽目板・トップライトの方向がすべて平行に配置してあるため、たくさんの要素が混在する中にもほどよい規律のある、心地よい空間となった。
(前職場担当作品)
敷地面積
176.2㎡
延床面積
201.3㎡
用途
住宅
構造
木造
家族構成
夫婦+子供1人
所在地
兵庫県芦屋市
玄関からの眺め。玄関土間はタイル張りで、足元には8.5m続くガラス面。砂利で内外を視覚的につなげて、広がりと明るさを得ています。天井高さは高いところで2650。
和室から玄関方向です。和室の障子を開けると1Fはほぼワンルームのような空間。全館空調システムが導入されているので、家じゅう一年を通じてストレスなく快適に過ごす事ができます。
和室。壁は左官職人による珪藻土塗。
2Fの浴室。高い壁に囲まれたバルコニーに面しており、周囲の視線を気にすることのない開放的な空間です。