伊丹市の家 鈴木 道子
- コンセプト
- JR伊丹駅南西方向に立地するまちなかのすまい。西側が幅員4m未満の私道に面し、古い棟割長屋や4階建て住宅が密集する一画に在る。
周辺の雑然とした風景の中に白い不整形の箱が立ち上がる様子が最初のイメージである。
ご家族は30代のご夫婦と幼いお子さん2人の4人家族。
敷地面積20坪、北側斜線、道路斜線から受ける形態規制の中で、天空率(斜線制限の緩和措置)を使用して、制約条件一杯の外観形態をとり、内部もスキップフロアで床レベルをずらしながら空間容量を最大限確保するよう工夫した。
これから成長し、変化していく若い世帯のライフスタイルに合わせ、空間も自在に変化し対応できるような仕掛けを随所に凝らしている。又、子供の空間が閉じることなく共用空間につながるようにした。構造を鉄骨造とすることで、床レベルや壁から解放されたより自由な間取りを実現している。
又、フロアレベルの変化に応じて、内外の景色が展開する楽しさと共に各処に遊び空間を施し、住み手による住まい方の工夫を可能にしている。ここで暮らす楽しさや日々の発見が満ちる豊かな空間を目指した。
- 敷地面積
- 68.94㎡
- 延床面積
- 118.30㎡
- 用途
- 一戸建ての住宅
- 構造
- 鉄骨造
- 家族構成
- 夫婦、子(2人)
- 所在地
- 兵庫県伊丹市