中庭のある荒町長屋 齋藤 史博

施工会社:(株)黒澤工務店

中庭のある荒町長屋
コンセプト
現在の福島県庁がある場所に福島城があった近世に、福島城下の南の入り口「江戸口」より福島城へと続く街道には町屋敷が並び、鰻の寝床の敷地形状がつくられた。
敷地は、かつての町屋敷の敷地形状をそのまま残し、間口三間(約5.4m)、奥行き約30mと細長く、市街地に近いため防犯上安全を確保したいという要望からシンプルな外観と開口部を必要最小限におさえた計画とした。
その為、建物内に十分な採光・通風を確保し、明るく開放的なつくりにする工夫を施した。
吹き抜けのリビングとダイニングの上部に天窓を設け、北側の安定した光を取り込んだ。
光庭として8畳程の中庭を設け、室内に光を導いた。また、中庭からドラフトした空気が中庭に面した1階の開口部から室内を通って天窓等から排気され、外側には開口部が少ないにもかかわらず通風が確保できている。
中庭に面する外壁や室内の色は「白」を多く用い、レフ版の効果で明るい内部空間を確保している。
敷地面積
180.31 ㎡
延床面積
124.97 ㎡
用途
一戸建ての住宅
構造
木造
家族構成
夫婦2人 子供2人
所在地
福島県福島市荒町
リビングと階段
廊下
子供部屋
中庭から