王邸 浜野 忠彦

施工会社:タカヒデ

王邸
コンセプト
ローコスト 中国製
王邸の材料はほとんどが中国からの輸入品です。
瓦、タイル、石、フローリング、木製建具、階段、システムキッチン、置き家具など・・・
外壁のレッドシダーだけは、カナダからの輸入品です。
王さんからローコストでコストパフォーマンスに優れた住宅を
リーズナブルな中国製の建築材料を使用し作り上げて欲しいとの要求でした。


アイデンティティ
中国製品の材料は日本に溢れています。
王さんに同行させていただき上海・南京と建築材料を探し周りました。
なかでも上海で見た古いビルに貼っていた青いレンガタイルが、印象的でした。
一般的な赤いレンガタイルは、良く見受けられますが、青いレンガタイル
は私は、その時が初めてです。
日本では見かけないような材料や素材を選択し、王さんに中国から輸入して
いただきました。
「王邸」としてのアイデンティティを確立したいことと、他の家と違った空気感
を漂わせたいと考えたからです。

環境を生かす
六甲の山裾、国立公園内に位置する敷地は、部屋のすべての窓から緑が見える大切さ、心地よさがインテリアのバックボーンになっています。
リビングと連続する外部テラスでは、竣工後毎週のようにBBQパーティを催しているようです。
今年の夏は非常に暑かったのですが、気温は市街地と比べ4~5°低く、
さらに風通しが非常によくエアコンは、使用しなかったとのことでした。
その分冬期の寒さは厳しいですが、暖炉とガス床暖房だけで1階2階の快適な室内
の熱環境を獲得できます。
暖炉の煙突をバスルームの更衣室を突き破り屋根に連続させることで冬時でも
温かな更衣室となっています。
暖炉の炎の視覚的効果が家族や友人を温かく包みこみ、ここならではのインテリアの環境を作りあげています。

敷地面積
570.59㎡
延床面積
189.19㎡
用途
専用住宅
構造
木造2階建て
家族構成
夫婦+子供2人
所在地
兵庫県芦屋市
その他
撮影:下村康典
ダイニングよりリビングを見る
ダイニングキッチン
リビング
更衣室より風呂を見る