春日丘の家 鈴木 道子

春日丘の家
コンセプト
大阪北部郊外、低層住宅群の一画にあるご主人の両親の敷地内に別棟で建てる計画であった。家族構成はご夫婦とお子さん2人。
凸型の旗竿敷地形状で周辺を隣家に取り囲まれている環境。

「出来るだけ広い共用空間を持ち自然環境と一体となれるような家」
という施主希望に対し、東面・南面で庭空間を確保して隣家との距離を取りつつ、それらに面する位置で大開口を持つLDを配置した。つまり、緑の空間が双方の視線を和らげる緩衝空間となっている。

このLD空間は敷地形状に合わせ東面で膨らみを持たせ且つ床高を下げることにより大きな容量を確保し、家族の生活の中心となるようシンボリックなプランとした。この空間から母屋の気配が何となく感じられ、互いに気遣いつつ生活を楽しめる二世帯の適度な距離感も取れたのではと思う。

気負い無く自然体で健やかに暮らせる家…設計の最中私がずっとイメージし続けた家の姿である。設計時に子供達から貰った『希望のお家の絵』が今私の手元に残る宝物である。
敷地面積
495.16㎡(149.7坪)
延床面積
143.17㎡( 43.3坪)
用途
一戸建ての住宅
構造
木造 2階建て
家族構成
夫婦、子供(2人)
所在地
兵庫県伊丹市
土間
2階より居間・食事室を見て
居間・食事室を見て
2階 子供部屋